オオカミと雪

蘇る100年前 オオカミの森

あなたは知っているだろうか?

オオカミ
あなたには聞こえるだろうか?

100年前、北海道にもオオカミがいたんです。

1900年ごろに絶滅してしまった北海道のエゾオオカミとはタイリクオオカミの亜種で、
ニホンオオカミの2倍〜3倍の大きさがあり、北海道や樺太、千島などに生息。群れで行動し、
エゾシカなどを獲物としてアイヌの人達とは自然と共生していくためのルールを守り共存していました。

しかし入植者により森が開拓されたり
エゾシカが乱獲されたりしたことにより食料が乏しくなったオオカミたちは家畜を襲い始め
害獣と認識されてしまい政府は懸賞金を懸けてオオカミの駆除を奨励し、
ある牧場では毎日数十頭のオオカミが毒殺されたと聞きます。

この徹底的な駆除により個体数が激減してしまい、
さらには1879年の大雪でのエゾシカ大量餓死などで危機的状況に追い込まれ
生きるすべを失ってしまったオオカミは急速に数を減らして絶滅してしまったそうなのです。

人間の都合で、時には崇められ、時には害獣と呼ばれてしまう動物達。

「共生とは」・・・・・・これらのことを深く考えさせられる過去の歴史です。

旭山動物園の新施設「オオカミの森」
それはまさに、100年前の北海道の森の姿がこうであったと感じさせてくれるのです!!!

旭山動物園は写真撮影自由ですけどフラッシュは厳禁です。

オオカミの森入り口
入り口の看板やオブジェがどれも素晴らしいです。
オオカミの森オオカミの森
悠々と歩くその姿は命の尊厳を感じさせてくれます
オオカミの森
動物の目が傷ついてしまうため写真のフラッシュは絶対に禁止です。
それはまさに、100年前の北海道の森の姿がこうであったと感じさせてくれるのです!!!

あべ弘さんが壁画風に描く当時の様子

あべ弘士あべ弘士
あべ弘士あべ弘士
旭山動物園の元飼育員さんで、有名な絵本作家である
あべ弘士さんの作品が当時の様子をリアルに感じさせてくれます。

アクリルドーム「ヘアーズアイ」の中から覗くと

オオカミの森を進んでいくと、かまぼこ型の透明アクリルドームがあります!
そこから顔を出すと気分はまさに小動物!!
つまりオオカミからその人間の姿はユキウサギなどの小動物に見え・・・・
オオカミオオカミ
タイミングがよければこんなに間近で見られることも!!!
シンリンオオカミ

小高い岩山や小川やアクリルドームがあり、広いドーナツ状の放飼場になっていて
オオカミの目線から見ると、お客さんを取り囲むようにできているオオカミの森。

旭山動物園のオオカミ

そこを現在3頭いるシンリンオオカミ、メスのメリー(1歳)とオスのケン(1歳)と
クリス亡き後、ケンとのペアリングが期待されるメスのマース(1歳)が自由に駆けめぐるのです!
(※メリーは2012.12.2に富山ファミリーパークさんへ嫁ぎました。)

時には流れる小川で水浴びをしたり、時には広い放飼場を猛ダッシュ!!

これから年数をかけて繁殖し、もっとオオカミの数も増えていくと思われるオオカミの森。
さらに数が増えて大きな群れとなって行動するオオカミ達の姿を想像すると
どんどん進化していく旭山動物園に益々興味津々です。

蘇った100年前の北海道の森を感じに何度も訪れたくなる新施設「オオカミの森」。

そんなオオカミ達の映像をご覧になりたい方は、
私が撮影してきたこちらへどうぞ!!! ⇒⇒⇒『オオカミの遠吠えムービーページ』

〜※2011年11月追記〜
2011年5月念願の赤ちゃんが誕生しました!
生まれたのはオス1頭、メス2頭。そうです三つ子の誕生です!!
2011年現在のオオカミの森では
5頭のオオカミが群れとなってその神々しいまでの姿を見せてくれています。
現在オオカミ三つ子の成長記録ページを作成中ですのでお楽しみにして下さい。

※カメラのフラッシュは動物の目を傷つけてしまうので禁止です!
 動物達の健康を守るためにもカメラのフラッシュは絶対切って撮影しましょうね♪
雪とオオカミオオカミ

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